ケアマネ応援家

ケアマネジャー歴10年の私がケアマネジャーの仕事内容・魅力・仕事術を解説します。

ケアマネジャーの連絡方法は?電話、FAX、メールを使いこなそう。

ケアマネジャーの仕事は、仕事の大半は連絡調整ですよね。

幅広い職種、年齢層の方々との連絡調整を行うため、その方によって連絡方法を合わせていかないといけません。

(だからこそ、連絡方法にはこだわっていきたい)

 

最近、電話はマナー違反だ。と言われています。

とはいえ、電話がが絶対によくない。というのも言い切ることはできません。

電話、メールなどのメリット・デメリットを知った上で使い分けることが重要です。

 

 

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まさたけ

こんにちは、ケアマネジャー歴10年のまさたけ(@masa_take14)です。

当ブログでは、ケアマネジャー目指している方、始めたばかりの方向けのコンテンツを発信しております。

 

この記事では、電話、FAX、メールなどの連絡方法のメリット、デメリットを紹介します。

その場面に、適した連絡方法を使って時間を有効的に、効率の良い仕事を行っていきましょう!

 

 

お互いの時間を拘束し、温度感が伝わる電話連絡。

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介護の仕事で、最も多く利用されているのは、電話連絡です。(多分)

電話のメリット。
  • 細かいニュアンスを伝えることができる。
  • 温度感が伝わる。
  • 緊急の連絡ができる。

 

 

電話のデメリット。
  • 相手の時間を拘束する。
  • 証拠が残らない。
  • 連絡がつきにくい。

 

の、デメリットがあります。(ホリエモンは、電話が大嫌い)

 

メリット・デメリットを加味した上でこんな時に電話連絡を行います。

  • 今日、明日中の調整が必要な場合。
  • 文章にするのが難しい、細かいニュアンスを伝えたいとき。
  • 利用者・家族の思いを、関係機関に代弁したいとき。
  • 相手と意見を聞きたいとき。
  • 相手が、電話連絡しかできないとき。

 

電話連絡は、デメリットを超えるメリットが得られるときにだけ使用するのが◎。

電話連絡を多用すると、相手の時間はもちろん、自分の時間も消耗するので最小限にするのがおすすめです。

 

相手の時間を拘束しない、証拠が残るメール。

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メールは、私が最も利用する連絡方法です。

 

メールのメリット。
  • 内容を振り返ることができること。(証拠が残る)
  • 相手の時間を拘束しないこと。
  • 一斉送信できること。
  • 数枚のPDFやエクセルファイルの情報提供が簡単。

 

 

など、多くのメリットがあります。

 

メールのデメリット
  • 温度感が伝わらない。
  • 文章を作るのに時間がかかる。
  • ツールによっては、文字制限がある。

 

 

メールは下記のような場合に使ってます。

  • 急がない調整依頼や予定の確認。
  • 日常業務の報告、伝言。
  • 電話が苦手な利用者・家族へのやり取り。
  • 就労中のご家族への連絡・調整。
  • 忙しいサービス事業所・医療職種への連絡。

今では、メールがないと業務が回らないほど、重宝している連絡方法です。

 

同じ文章を、多数・同時に見てもらえる情報共有に便利なFAX。

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介護業界では、多用されているFAXでの連絡のやり取り。

FAXのメリット
  • 紙で出したい情報の受け渡し。(提供表や利用票)
  • サービス事業所・医療関係なら誰でも使える連絡方法。

 

 

FAXのデメリット
  • 画質が悪い。
  • コストがかかる。

 

 

FAXは、下記のような場面で使用してます。

  • 提供表の送付・実績の受け取り。
  • 調整内容の一斉送信。
  • 利用者さんの情報を、関係機関へ紙面で渡したいとき。

 

 

メールとFAXの機能を兼ね揃えた、「メディカルケアステーション」に挑戦してみよう。

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最近使い始めた連絡方法で、”メディカルケアステーション”を利用しています。

医療・介護現場専用の連絡ツールで、多職種連携はもちろん、ご家族もグループに入っていただくことができます。

about.medical-care.net

 

メディカルケアステーションのメリット
  • 情報共有が多職種で同時にできる。
  • 各事業所、ご家族とのやり取りを振り返る事ができる。
  • 多職種全員で、意見交換ができる。

 

 

メディカルケアステーションのデメリット
  • 導入のハードルが高い。

 

 

メディカルケアステーションはこんな場合に使用してます。

  • ケアチームの事業所数が多いとき。
  • 利用者・サービス事業所間で、調整の頻度が多い場合。
  • ターミナルの利用者の支援。

 

「メディカルケアステーション」の導入が進めば、更に効率的なケアマネジメントができることが可能となり、連絡調整にかかった時間を大幅に削減することができます。

 

導入のハードルが高く、事業所によっては導入すらできないので、普及率が低いことがデメリット。

介護保険の改定により、ケアマネジャーの持ち件数が増えたので、新しい方法で時間を有効活用する方法が必要です。

 

新しいものは、普及するのに時間がかかるのは世の中の常。使っていかないと普及しないので、積極的に活用することをお勧めします。

 

連絡方法を使い分けて、時間を有効的に、効率的に連絡調整を。

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連絡方法は、それぞれにメリット・デメリットがあります。

電話連絡が嫌われ始めている昨今では、電話だけに頼るのは時代遅れのケアマネジャーになりかねません。

 

メールはもちろん、新しい連絡ツールであるメディカルケアステーションも使いこなして、この超高齢化社会を支えるケアマネジャーであり続けたいものです。

 

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まさたけ

連絡方法を使い分けて、利用者さんの生活を、効率的・効果的に支援していきましょう!

 

ではまた。