男性ケアマネジャーが女性利用から不人気な理由は、”女性脳”を理解せずに、心を傷つけているから。
男性と女性では「会話の目的」が違います。
会話の楽しみ方が違うので、男性ケアマネジャーと女性利用者との愛称が悪い場合が多く、結果として男性ケアマネジャーは不人気なんですよね。
こんにちは、ケアマネジャー歴10年のまさたけです。
当ブログでは、ケアマネジャーを始めたい方、始めたばかりの方向けのコンテンツを発信しております。
この記事では、人工知能研究者であり、脳科学コメンテーターである黒川伊保子さんが書いた”妻のトリセツ”を参考に、男性ケアマネジャーが女性利用者に不人気の理由と、男性が女性との会話で気をつけてほしいポイントをお伝えします。
”女性脳”を理解し、女性利用者さんのコミュニケーションを円滑に行いましょう!
男性と女性では、会話の目的が違う。
女の会話の目的は共感。会話の主たる目的が問題解決である男性脳はこういう会話が理解できない。
引用:妻のトリセツ
なので、男性とケアマネジャーと女性利用者ではこんな会話が繰り広げられがち。
女性利用者「最近、家事をするのにな〜んか体がダルくて、気持ちが乗らないのよね〜」
男性ケアマネジャー「年ですもんね。じゃあ、ヘルパーさん調整しましょうか?」
これ、やっちゃわない(笑)?秒で解決策出すやつ。
この時女性利用者は、「なんなのよ!!」って顔をしているのを今でも覚えています。
秒で解決策を出す男性ケアマネジャーは、嫌われる。
男性ケアマネジャーとは違い、女性利用者と女性ケアマネジャーだとこんな会話になります。
女性利用者「最近、家事をするのにな〜んか体がダルくて、気持ちが乗らないのよね〜」
女性ケアマネジャー「そんな日もありますよね〜。わかります。」
・・・一部省略。
「そんな日が続くようであれば、ヘルパーさんを利用される方もいらっしゃいますよ」
と、秒で解決策を出す男性ケアマネジャーとは違い、共感し合いながら解決策を提案をするんですよね。(だから、女性同士の会話は長い(笑))
「心」と「事実」、女の会話は2回線。
女性脳では会話の感じ方が4パターンある。
①心は肯定ー事実も肯定
②心は肯定ー事実は否定
③心は否定ー事実は肯定
④心は否定ー事実も否定
女性脳同士での会話では、基本③と④は使わない。
引用:妻のトリセツ
要するに、女性の会話は①か②をメインに行います。
男性ケアマネジャーのように、心を肯定しない言葉(年の影響だと失礼な言い方をする)かけで心を傷付けたあとに、秒で解決策を出された女性利用者の心はボロボロな訳です。
①心は肯定ー事実も肯定or②心は肯定ー事実は否定
のように、何があっても心を肯定し、それから提案することで、女性利用者のダメージは天と地の差です。
まずは受け入れる。それから解決策を。
男性に比べて女性は長生きなので、自然と女性利用者が多くなるものです。
男性ケアマネジャーは、”女性脳”を知ることで女性利用者との関係を良好に保つことができます。
- 共感する会話を楽しむ。
- 心は肯定する。
この2つを心がけるだけで、女性利用者の心は守られ、女性利用者に人気の男性ケアマネジャーになることができます。
女性とのコミュニケーションに悩まれている方、女性に人気のない方は「妻のトリセツ」は必読です。
ではまた。